ボルネオ 大地のエネルギー
5月初めにヒーリングトレーニングの研修でボルネオ島・コタキナバル(マレーシア・サバ州)に行ってきました。4年前にも同じく研修で訪れているので、今回は2回目。
コタキナバル空港に着くと自然に顔がほころび嬉しさが込み上げてきたので、自分でもおっ!と感じ、ボルネオが好きなのね、と思いました。
コタキナバルは、先回来たときに比べると若干日差しが弱いように感じました。と言っても十分に暑いのですが…、この潔い暑さは魅力的です。時折遭遇したスコールの後は、街が洗われたように緑の色も一層濃くなり、雨上がりの路面を陽光がきらきらと輝かせます。あちらこちらに咲いている花は、鮮やかな色が多く、姿形も華やかです。南国ですね。

先回来た時も感じたことですが、コタキナバルの人たちは感じのよい人たちが多く、布地屋さんでは1コーナーの布地をほとんど広げてくれて、私たちのワガママにも笑顔で対応してくれた店員さんや、短い日にちの中で仕上げてくれた仕立て屋さん。レストランで働いている若い男の子や女の子たちはみんな楽しそうで、その様子を見ているとこちらまで嬉しくなります。
食べ物はどこで食べても新鮮で美味しくて、毎回大満足の食事が楽しめました。初日にホテルのレストランで食べたサラダの野菜の力強さには、日本で食べている野菜との差を感じて軽いショックを受けた程…。思うに4年前に来た時はこれほどまでに野菜の味に違いを感じなかったので、ここ数年の変化なのかも?しれません。
以前、友人経由で捕った野生の鹿肉をいただいたことがあるのですが、一口食べただけで身体が熱くなり、少しの量で満足したことを思い出します。力の湧く食事は食材が基本にあるのだということを今回のボルネオでも再確認しました。

そして食べ物のおかげもあると思いますが、土地の持つエネルギーを十分に身をもって感じられる経験がありました。
行きの空港でノドの不調を感じて、機内でも身体を冷やさないように十分に気をつけていたものの、到着初日の夕方頃から体調が悪くなり夜には発熱(計った訳ではないけれど日頃の感覚で)。私は熱が出るとすぐには下がらず、下がったとしても静養は必要なことが多いので、翌日のキナバル遠足はほぼ諦めていたのに、朝起きたら、あれっ?と思う程よくなっていたのです。おかげでその日は元気にキャノピーウォークを渡り、ポーリン温泉で足湯をして、植物園を楽しみました。

その途中で起きたことですが、以前からあった指の擦り傷からぷくっと血が出ていたのです。その傷はその箇所をよく使う作業をしていたため、何ヶ月か擦れた状態を繰り返していたのですが、血が出たことはなく、お湯が滲みる程度だったので、特に手当はしていませんでした。なので血を見たときは、虫にでも刺されたのか引っかけたのかと思いましたが、痛みもなかったので溜まっていた悪いもの(膿みのようなもの)が血と一緒に出たのではないかと後から思いました。不足していた治る力が、ボルネオのエネルギーを受けて動き出したのだと思います。
というのはそれからの滞在中も、夜になると体調が優れずぐったりなのですが、朝起きると回復して一日元気に過ごせたのです。滞在中はほとんどそんな感じだったので、これはボルネオのパワフルなエネルギーで、日々浄化と再生を経験している、そう思ったのです。
そういえば、先回の時にものすごく元気になって飛び回っていた人がいました。その人も嬉しそうだったな〜。
私は、先回は左脳が働かなくなって計算ができなくなってたらしい。←自分では自覚なし…(笑)。

身につけていた石の輝きが増すという変化も感じることができました。よく川や湧き水などで石を洗うときれいになりますが、何もしないで輝きが増したのは初めてでした。石と土地の相性もあるようです。いくつか持っていった石の中でも特にマダガスカルカーネリアンは、オレンジ色が瑞々しくジューシーな輝きとなり、いきいきと石が喜んでいるようでした。今も輝きはそのままですが、残念ながら色の彩度はすこーし下がったように感じます。
人間にとっても石にとっても元気にしてくれる土地というのがあるんですね。

最終日近くに行ったガラマ川リバークルーズでは、テングザルや水牛に出会い、激しいスコールの後の美しい夕陽、ホタルの優しい光や星の煌めきまで、昼から夜にかけての自然の恵みをたっぷりと堪能することができました。
川で水の流れを見つめている時、遠い自分のルーツに繋がっていくような懐かしい感覚がありました。ボルネオはかつてスンダランドと呼ばれる大きな大陸の一部で、スンダランドは日本を含む海洋系アジア民族の故郷とも言える土地なのだそうです。水の流れ、時間の流れ、自分も果てしない流れの中の一部なのだと思える感慨深い一瞬でした。

コタキナバル空港に着くと自然に顔がほころび嬉しさが込み上げてきたので、自分でもおっ!と感じ、ボルネオが好きなのね、と思いました。
コタキナバルは、先回来たときに比べると若干日差しが弱いように感じました。と言っても十分に暑いのですが…、この潔い暑さは魅力的です。時折遭遇したスコールの後は、街が洗われたように緑の色も一層濃くなり、雨上がりの路面を陽光がきらきらと輝かせます。あちらこちらに咲いている花は、鮮やかな色が多く、姿形も華やかです。南国ですね。

先回来た時も感じたことですが、コタキナバルの人たちは感じのよい人たちが多く、布地屋さんでは1コーナーの布地をほとんど広げてくれて、私たちのワガママにも笑顔で対応してくれた店員さんや、短い日にちの中で仕上げてくれた仕立て屋さん。レストランで働いている若い男の子や女の子たちはみんな楽しそうで、その様子を見ているとこちらまで嬉しくなります。
食べ物はどこで食べても新鮮で美味しくて、毎回大満足の食事が楽しめました。初日にホテルのレストランで食べたサラダの野菜の力強さには、日本で食べている野菜との差を感じて軽いショックを受けた程…。思うに4年前に来た時はこれほどまでに野菜の味に違いを感じなかったので、ここ数年の変化なのかも?しれません。
以前、友人経由で捕った野生の鹿肉をいただいたことがあるのですが、一口食べただけで身体が熱くなり、少しの量で満足したことを思い出します。力の湧く食事は食材が基本にあるのだということを今回のボルネオでも再確認しました。

そして食べ物のおかげもあると思いますが、土地の持つエネルギーを十分に身をもって感じられる経験がありました。
行きの空港でノドの不調を感じて、機内でも身体を冷やさないように十分に気をつけていたものの、到着初日の夕方頃から体調が悪くなり夜には発熱(計った訳ではないけれど日頃の感覚で)。私は熱が出るとすぐには下がらず、下がったとしても静養は必要なことが多いので、翌日のキナバル遠足はほぼ諦めていたのに、朝起きたら、あれっ?と思う程よくなっていたのです。おかげでその日は元気にキャノピーウォークを渡り、ポーリン温泉で足湯をして、植物園を楽しみました。

その途中で起きたことですが、以前からあった指の擦り傷からぷくっと血が出ていたのです。その傷はその箇所をよく使う作業をしていたため、何ヶ月か擦れた状態を繰り返していたのですが、血が出たことはなく、お湯が滲みる程度だったので、特に手当はしていませんでした。なので血を見たときは、虫にでも刺されたのか引っかけたのかと思いましたが、痛みもなかったので溜まっていた悪いもの(膿みのようなもの)が血と一緒に出たのではないかと後から思いました。不足していた治る力が、ボルネオのエネルギーを受けて動き出したのだと思います。
というのはそれからの滞在中も、夜になると体調が優れずぐったりなのですが、朝起きると回復して一日元気に過ごせたのです。滞在中はほとんどそんな感じだったので、これはボルネオのパワフルなエネルギーで、日々浄化と再生を経験している、そう思ったのです。
そういえば、先回の時にものすごく元気になって飛び回っていた人がいました。その人も嬉しそうだったな〜。
私は、先回は左脳が働かなくなって計算ができなくなってたらしい。←自分では自覚なし…(笑)。

身につけていた石の輝きが増すという変化も感じることができました。よく川や湧き水などで石を洗うときれいになりますが、何もしないで輝きが増したのは初めてでした。石と土地の相性もあるようです。いくつか持っていった石の中でも特にマダガスカルカーネリアンは、オレンジ色が瑞々しくジューシーな輝きとなり、いきいきと石が喜んでいるようでした。今も輝きはそのままですが、残念ながら色の彩度はすこーし下がったように感じます。
人間にとっても石にとっても元気にしてくれる土地というのがあるんですね。

最終日近くに行ったガラマ川リバークルーズでは、テングザルや水牛に出会い、激しいスコールの後の美しい夕陽、ホタルの優しい光や星の煌めきまで、昼から夜にかけての自然の恵みをたっぷりと堪能することができました。
川で水の流れを見つめている時、遠い自分のルーツに繋がっていくような懐かしい感覚がありました。ボルネオはかつてスンダランドと呼ばれる大きな大陸の一部で、スンダランドは日本を含む海洋系アジア民族の故郷とも言える土地なのだそうです。水の流れ、時間の流れ、自分も果てしない流れの中の一部なのだと思える感慨深い一瞬でした。

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バリ島リトリート1 プルナティ芸術センター
ヒーリングカレッジのバリ島ウブド リトリートに参加してきました。
昨年6月に引続き2度目のウブド。概ね5〜10月は乾季のようですが、昨年はスコールなどもあって全体的にしっとりして濃密な感じ。それに比べると、今年は軽やかで爽やか。光の感じも白が強く感じられて、昨年とは違う趣がありました。


朝の光。施設の横には川が流れていて、地元の人が身体を洗ったり洗濯をしたり…。
プルナティ芸術センターでの滞在は7泊8日。
草木や生き物がのびのびとしている環境でゆっくり過ごせるのは嬉しい。


根の部分は三つ編みです(笑)

葉の形が造形的!

ジャスミン系かな? 開花前は巻いている。

風に飛ばされてきたミノムシ。蓑の部分は7cmくらいあったように思う。外身も大きければ中にいる虫も大きかった。

とんぼのめがねは ぴかぴかめがね♪
フラッシュがたけてしまったのですが、撮ったのは朝です。
この他にも、ニワトリの散歩、葉っぱのお皿でパンケーキをもらっているトカゲ、元気よく鳴くカエル、ゲッコウはバランスを崩したのか(?)私の脚に落ちてきたり…。そして何と言っても看板犬の赤ちゃんの誕生は感動でした。

センスよく、さりげなく置かれていた小物たち。

この置物はハートとハートがくっついている!?

開放的なパヴィリオンで、食事や講義、マンダラを描きました。

我が家にもこんなアトリエがあったらサイコー!!
滞在中はガルガン(バリ島のお盆)の期間と重なり、センター内での儀式に参加させてもらうことができました。
それについては、またあらためて。。
昨年6月に引続き2度目のウブド。概ね5〜10月は乾季のようですが、昨年はスコールなどもあって全体的にしっとりして濃密な感じ。それに比べると、今年は軽やかで爽やか。光の感じも白が強く感じられて、昨年とは違う趣がありました。


朝の光。施設の横には川が流れていて、地元の人が身体を洗ったり洗濯をしたり…。
プルナティ芸術センターでの滞在は7泊8日。
草木や生き物がのびのびとしている環境でゆっくり過ごせるのは嬉しい。


根の部分は三つ編みです(笑)

葉の形が造形的!

ジャスミン系かな? 開花前は巻いている。

風に飛ばされてきたミノムシ。蓑の部分は7cmくらいあったように思う。外身も大きければ中にいる虫も大きかった。

とんぼのめがねは ぴかぴかめがね♪
フラッシュがたけてしまったのですが、撮ったのは朝です。
この他にも、ニワトリの散歩、葉っぱのお皿でパンケーキをもらっているトカゲ、元気よく鳴くカエル、ゲッコウはバランスを崩したのか(?)私の脚に落ちてきたり…。そして何と言っても看板犬の赤ちゃんの誕生は感動でした。

センスよく、さりげなく置かれていた小物たち。

この置物はハートとハートがくっついている!?

開放的なパヴィリオンで、食事や講義、マンダラを描きました。

我が家にもこんなアトリエがあったらサイコー!!
滞在中はガルガン(バリ島のお盆)の期間と重なり、センター内での儀式に参加させてもらうことができました。
それについては、またあらためて。。
春の花たち
キャンプ

夫と久しぶりにキャンプにでかけました。
あまりゆっくりできる時間はなかったので、ちょっと車で出掛けて夕食と朝食をとって帰ってきたという感じでしたが、自然の中での食事はいいですね~。
二人ともシンプルな味付けが好きなので、美味しい塩に野菜、あとは少しの魚か肉があれば満足。この日もそんな食事でしたが、いつもと違うのはガスではなく炭で焼くこと。
野菜はホイルに包んで焼きました。水分も逃げず甘みも増して美味。お肉は脂もいいぐあいに落ちてこれもまた美味でした!
簡単な調理法で美味しいってサイコーですよね。片付けも楽だし…。
15年くらい前のことですが、夫とほぼ1ヶ月、車で西日本を回ったことがあります。九州までは行けなかったけれど、三重~和歌山、四国に入り、岡山、島根、鳥取、大阪など海岸線を中心に移動。車で寝泊まりし、公園のようなところで煮炊きしました。
現地調達の野菜と魚は、どこで食べても美味しかった。強い風に吹かれながら、雨の降る中、いろんなシーンで食事をしたけれど、どれもいい思い出です。
調理をするという日常を日常から離れた場所でするってけっこうおもしろい。というか屋外で調理すること、食べることが好きなのかも…。
夕食後は残った薪を燃やして、ただボーッと火を眺めながら過ごしました。
火は常に変化していて同じ形はないんですよね。何も考えずにその火の形を見ているだけで飽きません。
燃やす力、暖める力、照らす力、う~ん、惹きつけられるものがあるな~。